みっちーの映画日記

私が観た映画の備忘録です!

「私は絶対許さない」を観て、性的暴行は絶対に許されないと思った

f:id:motoshidaa:20180511030713j:image

私は絶対許さない(2018)

監督:和田秀樹

主演:平塚千瑛西川可奈子

みっちーの満足度:☆☆☆★★(☆3)

 

「私は絶対に許さない」の内容

 

場所は東北地方。主人公は中学生の葉子。メガネをかけた素朴でどこにでもいそうな女の子だ。

 

ある年の末、駅で母親の迎えを待っていると、若い男たちがやってきた。そして無理やり車に乗せられ、男たちの部屋につれていかれてしまった。

 

激しく抵抗した彼女だったが、結局、無理やり男たちに集団レイプされてしまったのだ。


翌朝は元旦。彼女の全身は傷だらけ。しかし、帰宅した葉子を、家族は冷たく突き放すのであった。葉子は身も心もボロボロで孤独を感じていた。

 

そうしたある日、レイプ犯の一人である若者の養父・早田と出会い、援助交際を始める。


やがて、冬休みが終わると学校では輪姦された噂がすでに広まっていた。それが原因でイジメを受けることになる。


葉子は援助交際でお金を貯め、今の生活から抜け出そうと考える。そしていつか、あの男たちに復讐してやるという気持ちを胸に秘め、憧れの東京へと向かうのだった。


東京へ出たらまず整形し姿を変える。昼間は学生、夜は風俗で稼ぐ、そんな生活を送っていた。

 

ある日、客としてきた雪村に出会い、次第になかよくなっていく。そしてついには結婚。幸せに暮らすはずだったが、時間が経つにつれ、その幸せも壊れていったのだった・・・

 

この作品を観て思ったこと

 

この話は実話であり、登場人物の雪村葉子さんの経験を手記としてまとめたものだ。

 

彼女は15歳という年齢で、フルカワ・キムラ・ヤマシタ・マサアキ・サイタの5人に次々とレイプされてしまった。もちろんいやがる彼女を無理やりにだ。

 

映画の映像がとてもリアルで、目を背けたくなるくらいだった。この作品は、リアルさを出すために、わざわざ主観撮影という方法で撮られている。作品のシーンのほとんどが、主人公目線で撮影されているのだ。

 

だから、男性にレイプされているシーンとか、親に殴られているシーンとか、ひとつひとつがとても強烈だった。

 

そのせいもあって、かなり感情移入をしてしまった。

 

15歳という若さで被害にあった雪村さんに心は、本当にボロボロだったであろう。

 

そんなひどい犯罪行為をおこなう男性を、私は同じ男性として、とても恥ずかしく思う。 

 

女性に暴行するということは、女性を見下している証拠だ。加えて、集団で暴行となるとこれはイジメの構造に通じる。集団が一人を攻撃するのだ。

 

女性蔑視にイジメとなると、もうこれは人間のやることとは思えない。ただの狂った男のやることだ。原始の野蛮な男のやることと同じである。

 

性的暴行はいまだにたくさん行われている

 

さすがに現代の日本では、こういうことは、そうそう行われているわけではないだろう。

 

ただ、世界を見てみると、残酷なレイプ事件は、まだ行われている。

 

最近では、インドのジャルカンド州では、16歳の少女が男2人にレイプされ、翌日、同じ男2人に生きたまま火を付けられ殺害される事件が起きた。

 

また、その前に、同じくインドで、8歳の少女が誘拐されて薬を飲まされ、5日間にわたってレイプを受けた末に殺された。

 

そんなことが現代の世の中でいまだに行われている現実がある。

 

日本では、そこまでひどい話は聞かないが、伊藤詩織さんが性的暴行を受けたことが話題となったり、作家のはあちゅうさんが電通に在籍していたときにひどいセクハラにあっていたことも話題となった。

 

女性に対する性的暴行は、程度の差こそあれ、いまなお続いているわけである。

 

最後に

 

セクハラも含めて、性的暴行は世界中で、現在も行われている。

 

男は、ただ性欲を満たしたいという気持ちもあるだろうが、それだけではなく、女性を見下しているという事実もあろう。

 

「私は絶対許さない」の、フルカワ・キムラ・ヤマシタ・マサアキ・サイタは、15歳の少女を人間扱いせず、使い捨てのおもちゃのようにあつかった。

 

こんなことは絶対に許されることではないだろう。

 

一度受けた深い傷は一生癒えない可能性もある。

 

世界から、あらゆる性的暴行がなくなるように祈るばかりである。

 

また、このような作品こそ、世の男性は観るべきであり、観たあとに、こういうことをしてはいけないのだと訴えていくべきである。