みっちーの映画日記

私が観た映画の備忘録です!

「宮本から君へ」の感想:とても熱い作品だった

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宮本から君へ

監督:真利子哲也

2019/9/27公開

出演:池松壮亮蒼井優

満足度:☆☆☆☆(☆4つ)

 

【あらすじ】

文具メーカー「マルキタ」で働く営業マン宮本浩(池松壮亮)は、笑顔がうまくつくれない、気の利いたお世辞も言えない、なのに、人一倍正義感が強い超不器用な人間。

会社の先輩・神保(松山ケンイチ)の仕事仲間である、自立した女・中野靖子(蒼井優)と恋に落ちた宮本は、靖子の自宅での食事に呼ばれるが、そこに靖子の元彼・裕二(井浦新)が現れる。裕二を拒むため、宮本と寝たことを伝える靖子。怒りで靖子に手を出した裕二に対して、宮本は「この女は俺が守る」と言い放つ。この事件をきっかけに、心から結ばれた宮本と靖子に、ひとときの幸福の時間が訪れる。

 (公式サイトより引用)

 

 

角川シネマ有楽町にて鑑賞

 

JR有楽町駅前のどでかい建物、ビックカメラ有楽町店8Fに映画館がある。その名も角川シネマ有楽町

 

けっこう古い映画を上映してくれるので、私の利用頻度は多い。最近では「男はつらいよ」シリーズを限定上映している。

 

さて、その角川シネマで「宮本から君へ」が上映されているので、仕事終わりに観に行ってみた。

 

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エレベーターで8Fに行くと、映画館しかないから迷うことはない。すでにチケットは買ってあるのであとは入るだけだった。

 

20:20から上映で、10分前に入場。

 

ちなみに、TCGメンバーズカードを利用したので1100円で鑑賞できた。ここは、火曜日と木曜日はメンバーであれば1100円で鑑賞できる。


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H-8から見えるスクリーン。

 

F列であれば前が通路なので足がラクなのだが、たいてい左右に人が座るので少し窮屈な感じがある。

 

だから私はそこから2列後ろのH列を利用することにしている。ここはとても見やすくいい位置だ。

 

 

「宮本から君へ」の感想

 

原作も知らず、ドラマも未見のノーマーク作品だったが、観た人の評判がよかったので観ることにした。

 

もともと邦画はそんなに観るほうではなかったのだが、ここ数年でおもしろい作品に出会う機会が多い。食わず嫌いはよくないなぁと思うようになってきたのである。

 

そこで、「宮本から君へ」も、そんなにおもしろいなら観てやろうじゃねぇかという謎の上から目線で臨んでみたのだった。

 

あとは、蒼井優さんが出演しているというのもあったかな。彼女は私の中でかなり光っている女優さんだから、この作品でどのように演じているかという興味もあった。

 

そんなわけで、大した期待もせずに軽い気持ちで臨んだこの作品だったが、期待以上も甚だしい。すごくおもしろかったのだ!!!

 

観に行ってよかったなぁという感じ。これは見逃せない映画だった。あぶないあぶない。

 

どこがおもしろいかっていうと、主役の宮本浩がとにかく熱く、熱すぎた。その熱量はどこから来るんだよ―っていうくらい。

 

そして、ハチャメチャ。そんな人いないだろうってくらいのハチャメチャぶり。型破り人間のスケールがデカかった。

 

熱くてハチャメチャで型破りな宮本浩が、中野靖子を愛するというのがこの作品の根幹を成すものだ。

 

物語の出だしは、靖子が元カレとの縁を完全に切るためだけに宮本を利用する。ところが、宮本は靖子のその気持ちも含めて「この女は俺が守る」と言う。

 

靖子から愛されているわけでもないのに、宮本は靖子のことを面倒見ようというのであった。

 

結果。2人は幸せな時を過ごすことになる。

 

ところが、その時間は長く続かない。ある事件が起こってしまうのだ。

 

その事件のせいで、まともにやっては勝てない相手と喧嘩をする羽目になる宮本。

 

そいつに立ち向かってボコボコにされ、前歯まで失ってしまうありさまだった。

 

宮本と靖子は、崩壊寸前。いや崩壊していたかもしれない。

 

ところが、ここからが宮本のすごいところであり、この作品の魅力が存分に発揮されるところでもある。

(このあとの流れは作品を観てのお楽しみということで)

 

このすごい宮本を演じたのが池松壮亮さん。私が池松さんを最近観たのが「よこがお」で、このときはイケメンの美容師さんを演じていた。

 

あんなクールな役柄だったので、宮本を演じている池松さんとのギャップの激しさがこの上ない。こんなに人って変わるもんなんだなぁという感じ。

 

それに付け加えて、靖子役の蒼井優さんも激しくてびっくり。宮本と靖子と、ともに激しくて、その激しさがぶつかり合いとても熱かった。

 

その熱さのせいで、2時間の物語があっという間の出来事に感じてしまったほどだ。

 

観終わったあと、私も宮本みたいにひとりの女を情熱的に愛して、そして大事にしたいという気持ちになってしまった。

 

いい作品だった!

 

あと、付け加えると主題歌がとてもいい。宮本浩次さんが歌う「Do you remember?」がエンドロールで流れるのだが、歌とスクリーンがとてもマッチしていてよかった。

 

最後の最後まで観ていてよかったと思えた作品だ。